【韓国映画】デュエット 듀엣 -- 2012.04公開

2012年4月公開、　「デュエット」　94分

　「グエムル　ハンガンの怪物」で好演していたコアソン、あの映画ではまだ中学生でしたが、時は過ぎて今は20歳になったようです。　共演者はジェイムスペイジ。　撮影は2010年の春？かも？？その時は18歳だったのかもしれません。


　初恋に敗れて心の傷がいえきらないナンシー、　交換旅行サイトで知り合ったイギリスのジュンのところへ15日間のたびに出ます。ナンシーは音楽を作りたい少女。イギリスのあちこちを旅しているうちに1曲完成。レコーディングまで済ませてしまった。　ちょっとしたすれ違いからひとりでスコットランドへのたびに出たナンシー、途中で熱を出して寝込んでしまいます。そこに突然現れたジュン。　ナンシー、見る見る元気に！！！　そこから二人の旅が始まります。
　
　とっても繊細なタッチで映像が構成されていて、イングランド＆スコットランドの風景画のなかに二人を置いて二人の感情のやり取りをまるでドキュメンタリーのような雰囲気で追っています。　まるで演じていないような、ナマの雰囲気のコアソン、　その分見ているほうに真実味を感じさせてくれます。　自分の気持ちをセリフでしゃべったりせず、手帳に書くことで表現するやり方はとても理にかなっているなと感心したり。
　コアソン　自作曲ということになっているOSTも歌っています。とっても雰囲気があって即、iPhone 行き！
セリフは英語で、ハングルの字幕つきで見ました。　英語、苦手なもんで･･･ せっせと字幕を読んでました。たまーに韓国語のセリフがでてくるとなんだかほっとします。英語だと単に音として頭をすり抜けちゃうだけなんですけど、韓国語だとちゃんと頭にひっかかってっくれます(*^^)v　

見終わって、もうとっくに忘れている　「あのころ」　の揺れる気持ちを何となく思い出しました。さわやかな映画でした。